JR東日本・東京地下鉄・錦糸町駅
錦糸町(きんしちょう)
総武線(快速)   馬喰町 錦糸町 新小岩
総武線(各駅停車)   両国 →  亀戸
所在地 東京都墨田区江東橋三丁目14-5
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員 97,049人/日(2024年)
開業年月日 1894年(明治27年)12月9日
乗入路線 2路線
所属路線 総武線(快速)
駅番号 JO22
キロ程 4.8km(東京起点)
所属路線  総武線(各駅停車)
駅番号  JB22 
キロ程  0.0km(錦糸町起点)
駅種別 業務委託駅 みどりの窓口
東京都区内駅
錦糸町駅
錦糸町駅
錦糸町駅(きんしちょうえき)は、東京都墨田区江東橋三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。

乗り入れ路線

JR東日本の各線と、東京メトロの半蔵門線が乗り入れ、接続駅となっている。また、各路線に駅番号が付与されている。
  • JR東日本:各線(後述)
  • 東京メトロ:Z 半蔵門線 - 駅番号はZ 13。
JR東日本の駅に乗り入れている路線は総武本線であり、当駅は東京駅方面の本線と御茶ノ水駅方面の支線との分岐駅となっている。
当駅 - 千葉駅間は総武快速線と中央・総武緩行線との複々線区間となっている。
また、特定都区市内制度における「東京都区内」に属している。
  • JO 総武線(快速):急行線を走行する総武本線の近距離電車。上り列車は東京駅を起点に横須賀線への直通運転も実施している。駅番号はJO 22。
  • JB 総武線(各駅停車):緩行線を走行する総武本線の近距離電車。当駅以西は総武本線の支線を経由し、御茶ノ水駅から中央本線を走行し、当駅以東は総武本線の本線を走行する。駅番号はJB 22。
東京メトロ半蔵門線の列車は東急電鉄と東武鉄道との3社直通運転を行っている。

E353系 駅名標
E353系 駅名標
改札口 E259系
改札口 E259系

駅構造

JR東日本と東京メトロの駅は少し離れた別構内であり、両駅の出入口はやや離れている。両駅は直結しておらず、一旦屋外を少し歩く必要がある。半蔵門線の駅は、南北方向に走る道路(四ツ目通り)の地下に立地する。東西に伸びるJR総武線に対して、通路が南北方向に伸びている。

JR東日本

島式ホーム2面4線を有する高架駅である。錦糸町営業統括センターが所在し、所長兼駅長が配置された直営駅であり、浅草橋駅 - 小岩駅間を当統括センターの管理エリアとし、錦糸町駅は管理駅として亀戸駅を管理する。みどりの窓口、多機能券売機、指定席券売機が設置されている。
当駅で各駅停車御茶ノ水・中央線方面と快速東京・横須賀線方面が分岐するため、各駅停車と快速を相互に乗り換える旅客は多い。
ただし、線路別複々線であるため、快速と各駅停車の乗り換えは別ホームになり、階段・エスカレーター(ホーム中央 - コンコース間)・エレベーター(同)を経由する。当駅ホームの亀戸寄りには、ホーム間乗り換え専用通路が設置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 総武線(各駅停車) 西行 秋葉原・新宿・中野方面
2 東行 新小岩・市川・船橋・千葉方面
3 総武線(特急・快速) 上り 馬喰町・東京・横浜・鎌倉方面
4 下り 船橋・津田沼・千葉方面
当駅の西方(両国寄り)に緩行線・快速線間の渡り線が存在する。新宿方面からの特急(「あずさ」の千葉駅発着系統および、土日祝を中心に臨時列車として運行される「新宿さざなみ」や「新宿わかしお」など)はここで緩行線(御茶ノ水・中央本線方面) - 快速線(千葉方面)と転線し、当駅の快速線ホームに停車する。また、この分岐器配線の関係上、快速電車が当駅を発着した前後は大きく揺れる。
当駅は「成田エクスプレス」以外の営業列車は臨時列車も含めて停車する。かつては「ホームライナー千葉」も通過していたが、東京発「ホームライナー千葉」は過去に運転停車していたことがある。
北側には快速線の留置線が隣接し、6本の列車を止めることができる。総武快速線および横須賀線の東京駅発着で即時折り返しを行わない列車は当駅付近まで総武快速線を回送し、この留置線に一旦引き上げた後、再び総武快速線を回送して、東京駅へ向かう。留置線は両国駅方で本線と出入りする構造になっている。このため営業列車での当駅始発・終点の設定はない。
総武快速線は「通勤五方面作戦」の計画に当駅での優等列車待避が盛り込まれていたため、上下線とも通過線を設置できる構造になっている。ただし、当駅は当面の間全列車が停車するとされたため、市川駅と異なり当初から通過線は敷設されず、「成田エクスプレス」などの当駅通過列車が登場した後も敷設の計画はない。現在、上り線の予定地は広告スペースとなっており、下り線の予定地は0番留置線として使用されている。
国鉄時代には鉄道管理局の境界(東京→東京南鉄道管理局と千葉鉄道管理局との境界)が馬喰町 - 錦糸町間にあったことから、東京都内にありながら、同駅以東は千葉鉄道管理局が管轄していた。

東京メトロ 錦糸町(きんしちょう)
半蔵門線   住吉 錦糸町 押上
所在地 東京都墨田区江東橋三丁目14-6
駅番号 Z13
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
所属路線  半蔵門線
キロ程 15.4km(渋谷起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員 104,930人/日(2024年)
開業年月日 2003年(平成15年)3月19日
地下ホーム
地下ホーム

東京メトロ

島式ホーム1面2線を有する地下駅である。押上側には非常用の両渡り線がある(ホームからはやや遠い位置にある)。
改札口は1箇所となっている。押上止まりの列車で、終点到着が2番線の列車で、1本後の列車が東武線直通の場合は、階段移動を伴うために当駅で乗り換えを促すアナウンスが行われることもある。
2018年(平成30年)にホームドアが設置されたが、B線(渋谷方面)のみ大開口ホームドアを採用している。
これは、押上駅で乗務員が交代した後の最初の停車駅で、乗務員がブレーキ操作に慣れていない可能性があることを考慮し、停止位置許容範囲に余裕を持たせるためである。

のりば

番線 路線 行先
1 半蔵門線 渋谷・長津田・中央林間方面
2 押上〈スカイツリー前〉・久喜・南栗橋方面

総武線の当駅が開業してから1910年(明治43年)3月26日まで、東武鉄道は亀戸線、総武線を経由して当駅に乗り入れていた。
2003年(平成15年)3月19日に半蔵門線との直通運転を開始したことにより、東武鉄道は事実上93年ぶりに当駅への乗り入れを再開したことになった。

発車メロディ

2018年(平成30年)9月13日からスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している。
曲は1番線が「光彩都市」、2番線が「五月雨」(いずれも福嶋尚哉作曲)である。

歴史

  • 1894年(明治27年)12月9日:総武鉄道の本所駅(ほんじょえき)として本所区錦糸町に開業。
  • 1895年(明治28年):総武鉄道本所工場および本所機関庫を駅構内に開設。
  • 1907年(明治40年)9月1日:鉄道国有法により買収され、国有化。
  • 1915年(大正4年)
    • 5月1日:錦糸町駅に改称。
    • 5月11日:本所工場と本所機関庫をそれぞれ錦糸町工場と錦糸町機関庫に改称。
  • 1923年(大正12年)9月1日:関東大震災により、壊滅状態となる。その後、工場と機関庫は新小岩操車場(現・新小岩信号場駅)に移転。
  • 1945年(昭和20年)3月10日:東京大空襲により、全焼。
  • 1961年(昭和36年)
    • 11月25日:南口駅ビルの駅務部分を使用開始。
    • 11月28日:南口に駅ビル「駅ビルきんし町」(現・テルミナ)が開業する。
  • 1967年(昭和42年)10月1日:東京日産化学専用線およびシェル石油専用線が廃止。
  • 1972年(昭和47年)7月15日:総武快速線東京 - 錦糸町間開業に伴い、総武緩行線と総武快速線の乗換駅となる。
  • 1980年(昭和55年)5月30日:北口に「らがーる」(現・テルミナ2)が開業する。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1993年(平成5年)3月13日:北口に自動改札機を設置。
  • 2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2003年(平成15年)
    • 3月19日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)半蔵門線の駅が開業。営団地下鉄・JR東日本の乗換業務を開始。
    • 7月23日:テルミナウエストウィングが開業する。
  • 2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄の民営化に伴い、半蔵門線の駅が東京地下鉄(東京メトロ)に継承される。
  • 2007年(平成19年)3月18日:東京メトロでICカード「PASMO」の利用が可能となる。
  • 2016年(平成28年)2月2日:JR北口のみどりの窓口の営業を終了。
  • 2017年(平成29年)4月27日:JR南口の「テルミナ」1階がリニューアルオープンし、それに伴い駅ビル外装が改装される。
  • 2018年(平成30年)9月13日:半蔵門線の駅に発車メロディを導入。
  • 2020年(令和2年)9月30日:びゅうプラザの営業を終了。
  • 2021年(令和3年)4月3日:総武線(各駅停車)ホームでホームドアの使用を開始。