家庭裁判所前停留場は、広島県広島市中区上幟町にある、広島電鉄白島線の駅です。駅番号はW4。
白島線が開業したのは広島電鉄の前身である広島電気軌道が市内電車の営業を開始した1912年(大正元年)のことですが、当停留場が開設されたのはそれより時代が下った第2次世界大戦後、1952年(昭和27年)のことです。1945年(昭和20年)8月6日の原爆投下以来休止されていた白島線が、戦後新たに建設された幹線道路(白島通り)上に新しく軌道を移して営業を再開したのに合わせて開設されました。停留場名は隣接する広島家庭裁判所に由来します。
白島線の軌道は道路上に軌道が敷設された併用軌道であり、当停留場も道路上にホームが設けられています。ホームは低床式で2面あり、2本の線路を挟み込むように向かい合って配置されている相対式ホームとなっています。線路の西に白島方面へ向かう下りホームが、東に八丁堀方面へ向かう上りホームが置かれています。
運行系統
下りホーム |
9 |
八丁堀ゆき・江波ゆき |
上りホーム |
9 |
白島ゆき |
1952年(昭和27年)6月10日 - 戦後の白島線運転再開と同時に開設。
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