JR北海道 手稲駅
手稲(ていね)
函館本線 稲穂 手稲 稲積公園
所在地 札幌市手稲区手稲本町1条4丁目3-7
駅番号 S07
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 275.7km(函館起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗車人員  13,549人/(2024年) 
開業年月日 1880年(明治13年)11月28日
駅種別 直営駅(管理駅) みどりの窓口
話せる券売機設置駅
札幌市内駅
手稲駅
手稲駅
駅名標 改札口
駅名標 改札口
731系電車 キハ283系気動車
731系電車 キハ283系気動車
2面4線ホーム 急行「はまなす」
2面4線ホーム 急行「はまなす」
手稲駅(ていねえき)は、北海道札幌市手稲区手稲本町1条4丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。
駅番号はS07。電報略号はテネ。事務管理コードは▲130121。
副駅名は「北海道科学大学 最寄駅」。
快速「エアポート」「ニセコライナー」をはじめとする全定期旅客列車が停車する。
当駅は1880年(明治13年)に設置された。当時は乗客があるときだけ旗の合図で停車する簡易停車場(フラグステーション)だったが、1884年(明治17年)に普通停車場に変更された。
1934年(昭和9年)に改築された駅舎は、皮がついたままの丸太を用いた山小屋風の建物で、現在の駅舎ができるまで駅舎横に保存してあった。1960年代から周辺地域の人口が増加すると利用者数が著しく増えた。
西側に位置する札幌運転所とは出入庫線で繋がっており、当駅を始発・終着とする列車が多く設定されているほか、当駅 - 札幌駅間では、昼夜を問わず札幌と道内外とを結ぶ優等列車の回送列車や、それを活用したホームライナーが多く運転されている。

歴史

JR北海道

  • 1880年(明治13年)
    • 11月18日:官営幌内鉄道 開運町駅(現在の南小樽駅) - 当駅間の試験開業に伴い、同線の軽川駅として仮開業。
    • 11月28日:官営幌内鉄道 手宮駅 - 札幌駅間の開通に伴い、正式開業。簡易停車場(フラグステーション)。
  • 1881年(明治14年)10月:貨物の取扱いを開始。
  • 1883年(明治16年):営業休止。
  • 1884年(明治17年):営業再開。一般駅に昇格し、軽川駅(かるがわえき)となる。
  • 1888年(明治21年)4月:官営幌内鉄道が北有社に運輸業務を譲渡。
  • 1889年(明治22年)12月11日:北有社の事業譲渡に伴い、北海道炭礦鉄道に移管。
  • 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の国有化に伴い、国有鉄道に移管。
  • 1909年(明治42年)
    • 8月25日:当駅を含む、国有鉄道 銭函駅 - 札幌駅間が複線化。
    • 10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、函館本線の駅となる。
  • 1912年(明治45年)5月:駅裏に日本石油北海道製油所創業。専用線使用開始。
  • 1934年(昭和9年)1月22日:2代目の駅舎に改築。
  • 1945年(昭和20年)7月15日:日本石油北海道製油所が米軍によって爆撃破壊され、操業停止。戦後に再開。
  • 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
  • 1950年(昭和25年)6月:日石製油所が精製を廃止し、原油タンクのみ稼働。同社秋田製油所へタンク車で輸送。
  • 1952年(昭和27年)11月15日:手稲駅(ていねえき)に改称。
  • 1959年(昭和34年)10月25日:駅裏の日石製油所敷地隣に三楽オーシャン(現・メルシャン)札幌工場創業。専用線使用開始。
  • 1960年(昭和35年):日石製油所が閉鎖。
  • 1965年(昭和40年)9月1日:当駅に接続する形で札幌運転所を開所。
  • 1968年(昭和43年)8月28日:函館本線のうち、当駅を含む小樽駅 - 滝川駅間が電化(交流20,000V・50Hz)。
  • 1980年(昭和55年)7月1日:貨物の取扱い廃止(旅客駅となる)。
  • 1982年(昭和57年)4月1日:3代目の駅舎に改築、橋上駅舎化。北側に隣接する三楽オーシャン保有の工場跡地を利用し北口広場開設。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月31日:戸籍上貨物営業再開(一般駅に戻る)。ただし貨物列車の設定はない。
    • 4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
    • 6月:駅構内に北欧JR手稲店が開店。
  • 1988年(昭和63年)
    • この年:ツインクルプラザ(旅行センター)が開店。
    • 11月:構内配線を2面3線から2面4線に改良完了。また、2代目駅舎がさっぽろ・ふるさと文化百選(「No.046 旧軽川駅舎」)に選定。
  • 1993年(平成5年)8月20日:1番ホームからの平日朝ラッシュ時限定の学生用臨時出口を設置。
  • 1998年(平成10年)
  • 6月:駅舎改築工事に着手。
  • 12月5日:自動改札機を設置し、供用開始。
  • 1999年(平成11年)
    • 6月:2代目駅舎を解体。
    • 10月1日:仮駅舎の使用を開始。合わせて3面4線から2面4線に変わる。
  • 2002年(平成14年)5月25日:手稲駅周辺地区交通結節点整備事業(札幌市の街路事業)に伴う駅舎全面改築完了、4代目新駅舎供用開始(総工費50億円)。手稲駅周辺地区交通結節点整備事業(札幌市の街路事業)に伴う自由通路「あいくる」完成(総工費22億円)。
  • 2006年(平成18年)4月1日:JR貨物の駅が廃止され、貨物の取扱いが終了。
  • 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施(S07)。
  • 2008年(平成20年)10月25日:Kitaca導入。当駅を含む9駅でサービス開始記念Kitaca(無記名)発売。
  • 2009年(平成21年)
    • 3月14日:Kitacaの電子マネーサービスが開始され、駅構内の自動販売機・コインロッカー・キヨスクで利用可能となる。Suicaとの相互利用開始。
    • 10月14日:手稲区区制20周年記念入場券(800円、限定1000セット)を発売。
    • 10月16日:駅構内にスウィーツショップ「ココロノ.イロ」が開店。
  • 2010年(平成22年)11月1日:「ココロノ.イロ」の後継店舗として、スウィーツショップ「Sweets Station」が開店。
  • 2012年(平成24年)
    • 2月27日:スウィーツショップ「Sweets Station」が閉店。
    • 4月1日:てもみんステーションが開店。
  • 2014年(平成26年)8月30日:駅構内全面禁煙化。
  • 2015年(平成27年)10月22日:指定席券売機導入。
  • 2017年(平成29年)3月18日:ツインクルプラザ(旅行センター)が閉店。
  • 2018年(平成30年)11月2日:PUDOステーションを設置。
  • 2019年(令和元年)10月5日:副駅名称として「北海道科学大学 最寄駅」を設置。
  • 2020年(令和2年)
    • 3月2日:ChargeSPOTを設置。
    • 5月30日:北欧JR手稲店が閉店。
    • 8月31日:キヨスクが閉店。
    • 10月27日:北欧・キヨスクの後継にセブン-イレブン北海道ST手稲店が開店。
  • 2022年(令和4年)6月15日:てもみんステーションが閉店。
  • 2023年(令和5年)6月30日:てもみんステーションの後継に農家の息子手稲駅店が開店。

軽石軌道

  • 1922年(大正11年)10月28日:軽石軌道 当駅 - 花畔駅間の開通に伴い、同線の軽川駅が開業。
  • 1937年(昭和12年)9月:軽石軌道の営業休止。
  • 1940年(昭和15年)10月23日:軽石軌道の廃線に伴い、同線の軽川駅が廃止。

駅名の由来

当初の駅名であった「軽川(かるがわ/がるがわ)」は付近の川の名称からついたもので、夏に涸れる川であったことから「涸る川」の意で付いた名称である。
その後、1952年(昭和27年)に当時の所在自治体の町制施行(手稲村→手稲町)に合わせ駅名を改称した。

駅構造

2面4線の島式ホーム(2面ともホーム長:135m)を有する橋上駅。北東側が北口、南西側が南口で、北口からは手稲区役所とイオン札幌手稲駅前ショッピングセンターに2階建ての連絡通路が通じる。
ホーム有効長が6両分のため、長編成の回送列車や一部のホームライナーはホームからはみ出して停車する。
なお、1999年(平成11年)に実施された駅改良工事以前は3面4線の構造だった。
終日社員配置駅で、みどりの窓口を備える。Kitacaチャージ機、自動券売機・指定席券売機、話せる券売機、自動改札機、デジタル公衆電話(国内専用)、AEDが設置されている。
管理駅として函館本線の琴似駅 - ほしみ駅間を管理している。
2014年(平成26年)8月30日より、駅構内は全面禁煙となっている。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考 
1 函館本線    上り 小樽・倶知安方面  上り本線(※1)
2  ※2
3 下り 札幌・岩見沢・新千歳空港方面  下り本線(※1) 
4  

  • ※1:快速列車は上下各本線に発着する。
  • ※2:下り方向の当駅始発列車や折り返し列車の一部も発着する。

軽石軌道
軽川駅
軽石軌道線 軽川 新川
所属事業者 軽石軌道
所属路線 軽石軌道線
キロ程 0.0km(軽川起点)
駅構造 地上駅
ホーム  1面1線 
開業年月日 1922年(大正11年)10月28日
廃止年月日 1940年(昭和15年)10月23日
軽石軌道(がるいしきどう)は、かつて北海道に存在した馬車鉄道。
名称は軽川(がるかわ)村(現在の札幌市手稲区)と石狩(いしかり)町(現在の石狩市親船町付近)とを結ぶ計画だったことに由来するが、実際に軌道が敷設されたのは起点の国鉄函館本線軽川駅(現・手稲駅)から花畔(ばんなぐろ)駅(現在の石狩市役所付近)までに留まった。花畔駅の近くを石狩川(1931年に流路を変更、現在は茨戸川)が流れており、船との乗り換え、積み替えが行われた。地元の住民からは「けいせききどう」とも呼ばれたという。

歴史

  • 1920年(大正9年)11月10日:軌道特許状下付(札幌郡手稲村-同郡石狩町間)
  • 1921年(大正10年)5月4日:軽石軌道設立
  • 1922年(大正11年)10月28日:軽川 - 花畔間が開業
  • 1928年(昭和3年)5月30日:軌道特許状下付
  • 1935年(昭和10年)7月:軌道特許失効(指定ノ期限マデニ工事竣工セサルタメ石狩郡石狩町地内5哩49鎖)
  • 1937年(昭和12年)9月:営業休止
  • 1940年(昭和15年)10月23日:廃止

路線データ

  • 管轄:日本国有鉄道(国鉄)
  • 区間(営業キロ):軽川 - 花畔間8.21km(5.1マイル)
  • 軌間:762 mm(狭軌)
  • 形式:馬車鉄道
  • 駅数:6駅(起終点駅を含む)
  • 運行形態(開業時):1日3往復、片道約40分、1区間6銭
  • 旅客数:14,873人(1930年)
  • 道内私鉄旅客数ランキング28位(1930年)
  • 1日平均乗降人員:20-30人
  • 保有車両(開業時):客車3両、貨車12両