広島電鉄本線 小網町停留場
小網町(こあみちょう)
土橋小網町天満町
所在地 広島県広島市中区堺町二丁目
駅番号 M14
所属事業者 広島電鉄
所属路線 本線
キロ程 3.6km(広島駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員 961人/日(2019年)
開業年月日 1912年(大正元年)12月8日
小網町停留場
小網町停留場
ペイント電停に入線 ううむ、未だにペイント電停とは
ペイント電停に入線 ううむ、未だにペイント電停とは
小網町停留場)は、広島県広島市中区堺町二丁目にある広島電鉄本線の路面電車停留場です。駅番号はM14。道が狭いため観音町停留場から小網町停留場までは、時速30kmで走行しています。
小網町停留場は1912年(大正元年)12月、本線が紙屋町から己斐までの区間を開通させたのと同日に開設されています。
太平洋戦争下の1944年(昭和19年)からは休止していますが、原爆投下後の路線復旧に合わせて、1945年(昭和20年)8月15日に営業を再開しています。 隣の土橋停留場とは200メートルほどと近く、後述の通り停留場の構造が簡素であることから、一時は廃止が検討されたことがありました。
当停留場は、道路上に乗り場が置かれています。ただし当停留場付近は道幅が狭く、軌道の両脇とも1車線分しか幅がないために安全地帯となるホームが設けられず、道路上に白線を引いて乗り場としています。このようなホームのない平面停留場は広島電鉄では唯一です。車内放送でも平面停留場である旨が伝えられ、また注意が呼びかけられています。
同様の構造を持つ小橋停留場・中納言停留場(岡山電気軌道)は電車が到着してから旅客が安全地帯へ向かう(到着までは歩道上で待機)のに対して、本電停では安全地帯上で電車を待つ旅客の姿を見ることができる。
乗り場は上下2面あり、東西方向に伸びる2本の線路を挟み込むように向かい合わせに配置されている相対式ホームとなっています。線路の北側に広島駅方面へ向かう上りの乗り場が、南側に広電西広島駅方面へ向かう下りの乗り場があります。上りの乗り場側には掲示物の適切な掲示場所がないため、下りの乗り場側にある電柱に上下両方面の時刻表や、電停名標、路線図を掲示しています。

運行系統
下り乗り場  0 日赤病院前ゆき ・広電本社前ゆき 
2 広島駅ゆき、
3 広島港ゆき・宇品二丁目ゆき
 上り乗り場  2 広電宮島口ゆき 
2・3 広電西広島ゆき


1912年(大正元年)12月8日 - 本線が己斐まで開通した際に開業。
1944年(昭和19年)6月10日 - 休止。
1945年(昭和20年)8月15日 - 本線の西天満町 - 小網町間が被爆から復旧、己斐から小網町まで運転を再開。
1945年(昭和20年)8月19日 - 本線の小網町 - 土橋間が復旧。