JR北海道 小樽駅
小樽(おたる)
函館本線 塩谷 小樽 南小樽
所在地 北海道小樽市稲穂2丁目22番15号
駅番号 S15
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 252.5km(函館起点)
駅構造 地上駅(築堤上)
ホーム 2面4線
乗降人員  9,037人/(2024年) 
開業年月日 1903年(明治36年)6月28日
駅種別 直営駅(管理駅) みどりの窓口
話せる券売機設置駅
小樽駅
小樽駅
駅名標 コンコース
駅名標 コンコース
H100形気動車 733系電車
H100形気動車 733系電車
北海道中央バス小樽ターミナル 改札口
北海道中央バス小樽ターミナル 改札口
小樽駅(おたるえき)は、北海道小樽市稲穂2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。
駅番号はS15。電報略号はオタ。事務管理コードは▲130115。
小樽市の交通結節点になっており、バスターミナルが隣接している。
当駅を境に倶知安・長万部方面は単線非電化区間、手稲・札幌・岩見沢・新千歳空港方面は複線電化区間となる。
かつては函館駅を起点に道内各地を結ぶ特急・急行列車(「北海」・「ニセコ」・「らいでん」など)が停車していた。
倶知安・長万部方面は通称「山線」と呼ばれ、かつては本州と北海道を結ぶ大動脈であった。
現在は比較的勾配が緩く、高速運行が可能な通称「海線」(室蘭本線・千歳線)経由へ変更されているため、臨時特急列車を除き快速「ニセコライナー」を含む全ての列車が各駅停車でローカル輸送に特化した区間になっている。
運行本数のほぼ半数は倶知安・然別までの区間運行となる。 一方、札幌方面は都市間・通勤輸送の需要が大きく、当駅を始発として新千歳空港駅まで直通する快速「エアポート」や岩見沢(一部は江別止まり)行の普通列車・倶知安方面から札幌まで直通する快速「ニセコライナー」などを運行している。

歴史

  • 1903年(明治36年)
    • 6月28日:北海道鉄道 (初代)蘭島駅 - 当駅間の開業に伴い、小樽中央駅(おたるちゅうおうえき)として開業。一般駅。機関庫設置。開業時は山道 - 小樽中央間を1日3往復した。
    • 7月1日:稲穂駅(いなほえき)に改称。
  • 1904年(明治37年)10月15日:北海道鉄道の歌棄駅(現在の熱郛駅) - 小沢駅間が延伸開業し、同線が全通。同時に、高島駅(たかしまえき)に改称。
  • 1905年(明治38年)
    • 8月1日:北海道鉄道の当駅 - 小樽駅(現在の南小樽駅)間開通。
    • 12月15日:中央小樽駅(ちゅうおうおたるえき)に改称。
  • 1907年(明治40年)7月1日:北海道鉄道の国有化に伴い、国有鉄道に移管。
  • 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、函館本線の駅となる。
  • 1911年(明治44年)7月6日:2代目駅舎に改築。
  • 1913年(大正2年)6月2日:中央小樽機関庫設置(北海道鉄道管理局の事務上制定)。
  • 1920年(大正9年)7月15日:小樽駅(2代目)に改称。中央小樽機関庫が小樽機関庫に改称。同時に、小樽駅(初代)は南小樽駅に改称。これは、旧小樽駅を市の中心地区と間違える客が後を絶たなかったため、改称に至った。
  • 1924年(大正13年)12月17日 - 小樽駅構内の波止場(出典ママ)で荷揚げ作業中の爆薬13トンが爆発。死者・行方不明者85人、負傷者264人。
  • 1927年(昭和2年)7月1日:小樽機関庫を廃止し、小樽築港駅に小樽築港機関庫(後の小樽築港機関区)新設。
  • 1934年(昭和9年)12月25日:3代目駅舎(現駅舎)に改築。
  • 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
  • 1950年(昭和25年)以降:小樽築港客貨車区小樽支区設置。
  • 1964年(昭和39年)10月1日:貨物取扱い廃止。
  • 1965年(昭和40年)8月29日:函館本線の当駅 - 南小樽駅間が複線高架化供用開始。
  • 1968年(昭和43年)8月28日:函館本線の当駅 - 滝川駅間を電化(交流20,000 V・50 Hz)。
  • 1969年(昭和44年)10月1日:小樽築港客貨車区小樽支区廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる。
  • 1989年(平成元年)5月15日:上野駅と姉妹駅提携。
  • 1997年(平成9年)12月1日:小樽運転所を当駅構内に移転。
  • 1998年(平成10年)12月5日:自動改札機導入。
  • 1999年(平成11年)11月29日:車椅子対応エスカレーターを設置。
  • 2003年(平成15年)6月17日:駅開業100周年を記念し、4番ホームを石原裕次郎に因み「裕次郎ホーム」と命名。
  • 2006年(平成18年)3月27日:小樽駅本屋・プラットホームが国の「登録有形文化財」となる。
  • 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施。
  • 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始。
  • 2010年(平成22年)10月:小樽駅本屋が「準鉄道記念物」指定。
  • 2012年(平成24年)4月25日:小樽駅のリニューアル工事完了。
  • 2015年(平成27年)10月30日:指定席券売機導入。
  • 2016年(平成28年)4月1日:駅コンコースに観光案内所設置。
  • 2017年(平成29年)3月18日:ツインクルプラザ(旅行センター)が閉店。
  • 2020年(令和2年)3月7日:指定席券売機が撤去され、話せる券売機を導入。
  • 2021年(令和3年)
    • 5月31日:北海道四季彩館小樽店が一時休業。
    • 8月3日:セブン-イレブンと四季彩館の複合店舗としてリニューアル開業。

駅構造

1934年(昭和9年)建築の北海道内初となる鉄骨鉄筋コンクリート造(RC造)の駅舎。昭和初期のRC造による現役駅舎として希少であり、岡山駅(1926年)、横浜駅(1928年)、両国駅(1929年)、上野駅(1932年)と続く一連の同形式の近代的駅舎に位置づけられている。エントランスホールやホームに飾られているランプは、当時の駅長が「小樽駅の特色を出したい」と北一硝子に要望し、1987年(昭和62年)に北一硝子がランプ108灯を駅へ寄贈したことに始まり、1999年(平成11年)には改札口上の窓とホームに設置するランプを寄贈して合計が333灯になった。レトロな雰囲気が残る駅長室は2011年(平成23年)に使用停止となった。
島式ホーム2面4線を有する築堤上の地上駅。ホームは駅舎の2階相当の高さにあり、改札口から連絡通路を経由して階段を上ってホームへ向かう。ホームの付番は駅舎側から5、4、2、1番線で、5番線は行き止まり式のホームであり、3番線はホームに面さない中線になっている。札幌・新千歳空港方面の快速「エアポート」は主に5番線(一部は4番線)に発着し、余市・倶知安方面の列車は主に4番線に発着する。かつてのホーム番号は駅舎側から0、1、2、3番線となっていたが、1998年(平成10年)の函館本線・宗谷本線(小樽 - 永山間)列車運行管理システム導入に伴って番号が振り直しされ、現在の番号に変更された。2003年(平成15年)に駅開業100周年を記念し、小樽にゆかりのある石原裕次郎に因んで4番ホームに「裕次郎ホーム」の愛称がつけられた。これは、かつてNHKの番組ロケーション撮影で訪れた際、このホームに降り立ったのが由来である。ホームには等身大パネルが設置され、番号表示灯の数字「4」をヨットに見立ててデザインしているほか、裕次郎の曲も流されている。
終日社員配置駅。みどりの窓口・ジェイアール北海道レンタリース(駅レンタカー)小樽営業所・自動券売機・話せる券売機・自動改札機を設置している。Kitacaは札幌方面のみ利用可能。店舗エリアは2012年(平成24年)にリニューアルし、「ノスタルジック・モダン」をコンセプトに5店舗が展開している。
管理駅として蘭島駅-朝里駅の各駅を管理している。

のりば

番線 路線 方向 行先
1・2・4 函館本線   上り 倶知安・長万部方面
5 下り 手稲・札幌・岩見沢・新千歳空港方面