深川駅(ふかがわえき)は、北海道深川市1条9番にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。
駅番号はA24。電報略号はフカ。事務管理コードは▲120103。すべての定期旅客列車が停車する。
かつては所属線である函館本線に加えて、当駅を起点とする留萌本線と深名線が乗り入れる分岐駅でもあった。
現在も深名線の代替バス(ジェイ・アール北海道バス深名線)との接続駅になっている。
歴史
- 1898年(明治31年)7月16日:北海道官設鉄道上川線の空知太駅-旭川駅間が開通した際に、同線の駅として開業。一般駅。
- 1905年(明治38年)4月1日:逓信省鉄道作業局に移管。
- 1910年(明治43年)11月23日:官設鉄道留萠線(後の留萌本線)当駅 - 留萠駅(後の留萌駅)間が開通。
- 1917年(大正6年)6月1日:旭川機関庫深川分庫が設置。
- 1924年(大正13年)10月25日:国有鉄道雨龍線(後の深名線)の当駅 - 多度志駅間 (14.0km) が開通。
- 1932年(昭和7年)9月1日:旭川機関庫深川機関分庫が深川機関庫に改組。
- 1936年(昭和11年)9月:業務機関の名称改定により、深川機関庫が深川機関区に改称。
- 1948年(昭和23年):鉄道弘済会構内売店(後のキヨスク)が開業。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1950年(昭和25年)2月1日:旭川客貨車区深川支区設置。
- 1954年(昭和29年)8月11日:昭和天皇、香淳皇后のお召し列車が停車。駅前奉迎が行われた。
- 1960年(昭和35年)6月30日:駅本屋改築竣工(現駅舎)。
- 1964年(昭和39年)10月1日:函館本線の当駅 - 納内駅間が複線化。
- 1965年(昭和40年)9月29日:函館本線の妹背牛駅 - 当駅間が複線化。
- 1969年(昭和44年)10月1日:当駅を含む函館本線の滝川駅 - 旭川駅間が電化(交流20,000V・50Hz)。
- 1974年(昭和49年)3月13日:みどりの窓口営業開始。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物取扱い廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物取扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる。組織機構、業務体制の改編により、深川機関区が深川運転区に改組。
- 1990年(平成2年)3月:深川運転区が深川運転所に改称。
- 1992年(平成4年)9月:深川運転所が廃止。
- 1995年(平成7年)9月4日:深名線廃止、バスに転換。
- 1997年(平成9年)4月1日:線路名を留萌本線に改称、それに伴い同線の駅となる。駅舎内に「深川物産館」が移転開業する。
- 2003年(平成15年)3月1日:自動改札機を設置。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅番号導入。
- 2016年(平成28年)2月15日:キヨスク(キヨスク深川店)廃止。
- 2018年(平成30年)1月21日:跨線橋に1番線と3・4番線をつなぐエレベーターが設置される。
- 2024年(令和6年)3月16日:函館本線でICカード「Kitaca」の利用が可能となる。
- 2026年(令和8年)4月1日:留萌本線廃止。
駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム2面3線、合計3面4線のホームを有する地上駅である。
のりばは駅舎側から順に1・3・4・6番線。
ホーム間を連絡している跨線橋には、1番線と3・4番線間をつなぐエレベーターが設置されている。
2番線と5番線はホームをもたない中線で、2番線は主に貨物列車の待避(上下線共用)で使用される。
5番線はかつては主に留萌本線運用車両の留置で使用されていた。
6番線は留萌本線の廃止と共に現在は使用停止となっている。
また6番線の奥にも多数の側線を持ち、深名線の現役時には一部発着やイベント列車が使用する7番線まで存在していて、深名線運用車両の車庫や転車台(ターンテーブル)なども備えた鉄道の要衝であったが、深名線の廃止後は規模を縮小し7番線線路や多くの側線、施設などが撤去され、一部は自由通路やジェイ・アール北海道バス深川営業所の敷地に転用されている。
社員配置駅。みどりの窓口、話せる券売機、自動改札機(Kitaca対応)が設置されている。
駅舎は1960年(昭和35年)竣工の地上2階建てで、内部には物産館と観光案内所が併設されている。
のりば
| 番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
備考 |
| 1 |
■函館本線 |
上り |
滝川・札幌方面 |
|
| 3 |
下り |
旭川方面 |
主に特急列車 |
| 4 |
主に特急列車 |
| 北海道旅客鉄道 留萌本線・深名線 |
| 砂川駅 |
|
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| 所属事業者 |
北海道旅客鉄道 |
| 駅構造 |
地上駅 |
| 開業年月日 |
1910年(明治43年)11月23日(留萌本線)
1924年(大正13年)10月25日(深名線) |
| 廃止年月日 |
1995年(平成7年)9月4日(深名線)
2026年(令和8年)4月1日(留萌本線) |
| 乗入路線 |
| 所属路線 |
留萌本線 |
| キロ程 |
0.0km(砂川起点) |
| 所属路線 |
深名線 |
| キロ程 |
0.0km(砂川起点) |
留萌本線
留萌本線(るもいほんせん)は、かつて北海道(空知管内)深川市の深川駅から増毛郡増毛町の増毛駅を結んでいた北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道路線(地方交通線)である。利用者の減少により、2016年(平成28年)から一部区間の廃止が段階的に始まり、2026年(令和8年)4月1日に全線が廃止された。「本線」を名乗るJR線では名寄本線に次ぐ全線廃止である。
路線データ
- 管轄(事業種別)・区間(営業キロ)
- 北海道旅客鉄道(JR北海道・第一種鉄道事業者)
- 深川駅 - 石狩沼田駅間 14.4 km
- 軌間:1,067 mm(狭軌)
- 駅数:5駅(起終点駅含む)
- 留萌本線所属駅に限定した場合、起点の深川駅
(函館本線所属)が除外され、4駅となる。
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:なし(全線非電化)
- 閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
深名線
深名線(しんめいせん)は、かつて北海道旅客鉄道(JR北海道)が運営していた鉄道路線(地方交通線)。北海道深川市にある深川駅で函館本線から分岐し、雨竜郡幌加内町を経て名寄市にある名寄駅で宗谷本線に接続していた。
深川駅と名寄駅を結ぶため、両駅の頭文字を取って「深名線」と命名された。
営業係数は常にワースト10に入るという大赤字の路線で、赤字83線や特定地方交通線の廃止論議にもその都度候補にあげられていた。並行道路の未整備を理由に廃止保留となったが、国鉄分割民営化後に並行道路の整備が進んだことから、1995年(平成7年)9月3日をもって旅客営業を終了し、翌9月4日付で全線廃止となった(鉄道事業法に基づく、廃止届に記載された廃止日は同年9月4日)。
路線データ
- 管轄(事業種別):北海道旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
- 区間(営業キロ):深川駅 - 幌加内駅 - 名寄駅 121.8 km
- 駅数:21(起終点駅を含む)
- 軌間:1,067 mm(狭軌)
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:なし(全線非電化)
- 閉塞方式:タブレット閉塞式(末期の朱鞠内駅 - 名寄駅間は票券閉塞式)
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