JR東海・春日井駅
春日井(かすがい)
中央本線   神領 春日井 勝川
所在地 愛知県春日井市上条町一丁目5162
駅番号 CF 07
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 中央本線(名古屋地区)
キロ程 378.8km(東京起点)
駅構造  橋上駅
ホーム  2面3線
乗車人員  15,833人/日(2019年)
開業年月日 1927年(昭和2年)12月16日
駅種別 駅長配置駅(管理駅) JR全線きっぷうりば
春日井駅
春日井駅
春日井駅(かすがいえき)は、愛知県春日井市上条町一丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)中央本線の駅である。JR東海の駅番号はCF07。
現在の中央本線にあたる路線のうち、名古屋駅 - 多治見駅間の開業は、1900年(明治33年)であるが、当初は勝川駅 - 高蔵寺駅間には駅が設置されなかった。
その後、鳥居松村の林長三郎など村民の有力者を中心に駅の開設運動が起こり、1926年(大正15年)11月に、駅の敷地を地元の地権者が寄付することを条件に鉄道省から駅の開設が認可された(請願駅)。1927年(昭和2年)12月16日、現在地(当時は東春日井郡鳥居松村)に鳥居松駅(とりいまつえき)として開業した。
第二次世界大戦中の1943年(昭和18年)、鳥居松村ほか4町村の合併により春日井市が発足した。それから終戦を経て、市発足3年後の1946年(昭和21年)5月1日 に春日井駅へ改称した。

簡易改札機 駅名標
改札口 駅名標

駅構造

2012年(平成24年)度から約55億円の事業費を投じてバリアフリー化と自由通路を整備するため、全面的な改築工事が進められた。この工事で、自由通路(長さ約100mで幅は8mから10m)で結ばれた南口と北口は大屋根がある庇付きのガラス張りで、共にエスカレーターとエレベーター、車いすの使用可能な多目的トイレが24時間通行可能で、約1,300m²の広さを持つ橋上駅となった。
新駅舎では、改札口は自由通路に面しており、この橋上駅舎と自由通路は2016年(平成28年)10月30日に利用開始された。
自動改札機(TOICA対応・一部車椅子対応)、近距離乗車券類の自動券売機(TOICA対応)がある。JR全線きっぷうりばが設置されている。自動券売機はタッチパネル式で愛知環状鉄道・愛知環状鉄道線と伊勢鉄道・伊勢鉄道線の連絡乗車券も購入することが可能であるほか、窓口横には指定席券売機も設置されている。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、勝川駅を管理している。

駅構内

改札内に車いすが使用可能な多目的トイレがあり、上下線ホームともにバリアフリー設備としてエスカレーター2基とエレベーター1基がそれぞれ整備された。
中津川方面行きは単式ホーム1面1線、名古屋方面行きは島式ホーム1面2線。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 中央本線  下り 多治見方面  
2 上り 名古屋方面

歴史

  • 1900年(明治33年):現在の中央本線にあたる路線のうち、名古屋駅 - 多治見駅間が開業。
  • 1927年(昭和2年)12月16日:中央本線の高蔵寺駅 - 勝川駅間に鳥居松駅(とりいまつえき)として開業。
  • 1942年(昭和17年):駅舎を改築。
  • 1946年(昭和21年)5月1日:春日井駅に改称。
  • 1953年(昭和28年)7月:王子製紙春日井工場が操業を開始。この頃、同工場への専用線が開通。
  • 1980年(昭和55年)4月1日:専用線発着を除く車扱貨物の取り扱いを廃止。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)3月13日:コンテナ貨物の取り扱いを開始。
  • 1992年(平成4年)2月15日:北口に自動改札機を導入。
  • 2006年(平成18年)11月25日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
  • 2008年(平成19年)9月1日:北口駅前に防犯ステーションを開設。
  • 2016年(平成28年)10月30日:橋上駅舎および南北自由通路の使用を開始。