勝川(かちがわ) |
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所在地 |
岐阜県勝川市太田町 |
駅番号 |
CF 06 |
所属事業者 |
東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 |
■中央本線(名古屋地区) |
キロ程 |
328.6km(東京起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面3線 |
乗車人員 |
6,190人/日(2019年) |
開業年月日 |
1902年(明治35年)12月21日 |
駅種別 |
業務委託駅(夜間無人駅)
JR全線きっぷうりば |
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勝川駅 |
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勝川駅(かちがわえき)は、愛知県春日井市松新町六丁目および勝川町五丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)・JR東海交通事業の駅である。
JR東海の中央本線と、当駅を起点とするJR東海交通事業の城北線との接続駅である。
中央本線にはCF06の駅番号が設定されている。 開業当時、東春日井郡(現在の春日井市を中心とした地域)の郡役所があった勝川町の駅として、中央本線の名古屋 - 多治見間開通と同時に、一般駅として開業した。その後、貨物取扱業務を新守山駅へ移管するなど、貨物および荷物の取り扱いを縮小し、現在では旅客のみの取り扱いとなっている。
JR東海の駅の高架化事業は2009年(平成21年)11月23日に上下線とも完了した。
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駅名標 |
ホーム |
駅構造
JR東海
単式ホーム2面2線を有する高架駅。
勝川駅周辺総合整備事業の一環として、高架化工事が行われ、2009年(平成21年)11月23日に上下線の高架化が完了した。
その後は上り地上仮設線や仮駅舎などの撤去・ペデストリアンデッキの設置、北口側ロータリーと南口側ロータリーをつなぐ高架下道路の整備などが行われ、全体の完成は2010年度(平成22年度)である。
お客様サポートサービスが導入されている無人駅であり、春日井駅が当駅を管理する。改札口は高架内部の中2階に設けられている。改札口には自動改札機が設置されており、うち2台はTOICA専用自動改札機である。
バリアフリー化が図られており、地上コンコース、改札口、ホームの各フロア間は、エレベーター・エスカレーターで移動することができる[注釈 4]。
改札フロアの改札外には、店舗施設がある。地上コンコースには、高架下に南北を結ぶ自由通路が設けられている。
将来的にJR東海交通事業の城北線が乗り入れることを想定し、島式ホーム(2面4線)化に対応した構造となっている。現状では1番線と2番線とはそれぞれ独立した単式ホームで、その間には城北線が使う予定とされる中線ホームとなっているが、具体的な乗り入れ時期などは未定であり、使用されていないために柵が設置されている。春日井市は、東海旅客鉄道に対し乗り入れ要望を継続的に行うこととしている。また、高架下のスペースに商業施設を誘致するなどの構想もある。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■中央本線 |
下り |
中津川方面 |
2 |
上り |
名古屋方面 |
JR東海交通事業 勝川(かちがわ) |
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所在地 |
愛知県春日井市勝川町五丁目 |
所属事業者 |
〓JR東海交通事業 |
所属路線 |
■城北線 |
キロ程 |
0.0 km(勝川起点) |
駅構造 |
高架駅 |
ホーム |
1面1線 |
乗車人員 |
233人/日(2021年) |
乗降人員 |
458人/日(2021年) |
開業年月日 |
1991年(平成3年)12月1日 |
駅種別 |
無人駅 |
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城北線ホーム |
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JR東海交通事業
単式ホーム1面1線を有する高架駅。駅舎などはなく、JR東海交通事業の駅員も配置されていない。
ホームは1線しかないが、「1番線」の番号が振られている。ホームは枇杷島駅方を向いて、右側に設置されている。
線路は駅を出るとすぐ複線になる。地上からは階段のみで繋がっており、エレベーターやエスカレーターは設置されていない。
将来的にはJR駅と統合する計画があることから、駅設備はあくまで仮設のものである。構内には仮設の車両検査施設を有する。
城北線の勝川駅は、中央本線の駅より西方に約500m離れた場所にある。
そのため、中央本線との連絡には約5分から10分ほど必要である。
当駅からの乗車券はJR勝川駅の自動券売機にて販売されている。TOICAのチャージ残額でも購入可能となっている。
JRの券売機で購入しなかった利用客は、乗車整理券を取って下車駅で精算する形になる(JRから城北線への連絡乗車券を所持している場合は乗車整理券を取る必要はない)。なおJR勝川駅高架化以前はJR改札内から外へ出ずに城北線勝川駅へ通じる通路が存在した。
JR勝川駅にて行われている高架化事業では城北線乗り入れの準備工事こそ行われているものの、実際に乗り入れる目処は立っていない。
JRの駅とは離れているために連絡改札口は存在しないが、当駅以外のJR線の駅によっては当駅乗換の城北線への連絡乗車券が発売されている。
この場合、城北線に乗り換える際に当駅自動改札機に入れても、有効期間中であれば回収されない(一時出場と見なされる)。
歴史
- 1900年(明治33年)7月25日:国有鉄道 名古屋駅 - 多治見駅間開通と同時に開業。一般駅。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。中央西線の所属となる。
- 1911年(明治44年)5月1日:線路名称改定。当駅を含む中央西線が中央本線に編入される。
- 1964年(昭和39年)4月1日:新守山駅に貨物取扱業務を移管、当駅での貨物の取り扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取り扱いを廃止。
- 1986年(昭和61年)3月21日:みどりの窓口(民営化後の「JR全線きっぷうりば」)を設置。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)が継承。
- 1991年(平成3年)12月1日:東海交通事業(現在のJR東海交通事業)城北線の駅が開業。乗換駅となる。
- 1992年(平成4年)4月18日:JR東海の駅に自動改札機を設置
- 1999年(平成11年)12月19日:南口駅舎が仮駅舎に移転
- 2002年(平成14年)6月9日:JR東海の高架化工事に伴い、中央本線上り線が仮線に移転。
- 2003年(平成15年)11月16日:JR東海の高架化工事に伴い、中央本線下り線が仮線に移転。
- 2006年(平成18年)11月25日:JR東海でICカード「TOICA」の利用が可能となる。
- 2009年(平成21年)11月23日:JR東海の駅が高架化が完了。
- 2010年(平成22年)6月5日:JR東海の駅高架下の入り口を移設。
- 2024年(令和6年)
- 2月29日:JR全線きっぷうりばの営業を終了。
- 3月1日:お客様サポートサービス導入に伴い無人化。サポートつき指定席券売機を導入。
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