駅の概要
川尻町停留場(かわしりまちていりゅうじょう)は、かつて熊本県熊本市川尻町にあった熊本市交通局川尻線に属した停留場(廃駅)である。
駅構造
専用軌道の末端にあった屋根付きのターミナル駅風で、構造は相対式2面1線であった。
歴史
- 1927年(昭和2年)4月19日 熊本電軌川尻線の岡町 - 当駅間延伸に際し、同線の終着駅として開設。
- 1945年(昭和20年)12月1日 熊本市が百貫線と共に川尻線買収、熊本市交通局の路線となる。
- (改称時期不明) 名称を八幡から川尻町に変更
- 1965年(昭和40年)2月21日 川尻線廃止に伴い、当駅も廃止。
現在
- 廃止後に宮ノ前 - 川尻町区間の軌道跡は、そのまま国道3号バイパスから分岐したバイパス道路になったが、現在は市道となっている。
- 電停跡には記念碑がある。
- 産交バスの川尻町停留所が近くにある。かつては熊本市営バスと熊本バスも乗り入れていた。
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