富山地方鉄道射水線の打出駅は、1926年(大正15年)7月21日に開業しています。
このとき四方-打出浜間が開通しています。打出浜駅は、当初は終点駅であり、海水浴場を開くなど集客に努めていたが、やはり沿線に人口が少ないことから業績は芳しくなかったので、さらに線路を東に延伸することになりました。
打出浜駅は後の打出駅に移転したと思われますが、いつの時期かは不明です。
しかし、1980年(昭和55年)4月1日には射水線が全線廃止となり、打出駅も廃駅となっています。
打出駅跡は、実は駅の形跡が見あたりません。ただし、この付近は道路の路肩の幅が広いので駅があったのだと推測できます。写真の左側に建物がありますがここにホームなどがあったのではないかと思われます。 |