木曽福島駅(きそふくしまえき)は、長野県木曽郡木曽町福島にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅である。
駅番号はCF30。
木曽町における代表駅であり、木曽地域としての観光等の拠点にもなっている。
特急「しなの」をはじめ全ての旅客列車が停車する。
 |
 |
駅名標 |
改札口 |
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎とホームは地下通路で連絡している。
留置線を持つため、当駅と塩尻駅・松本駅および中津川駅を結ぶ区間列車が深夜早朝帯に数本運転されているが折り返し設定はない。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として大桑駅 - 洗馬駅間の各駅を管理している。
JR全線きっぷうりば、自動券売機が設置されている。
改札口付近にはキヨスク(株式会社たちばな(長野市)運営)があり、飲み物や土産物・新聞・雑誌を販売していたが、2023年3月31日に閉店している。
構内にD51 775号機が静態保存されている。国鉄時代には木曽福島機関区が存在していた。
駅舎は1981年に改築された一部二階建て鉄筋コンクリート造で、切妻屋根の和風建築である。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■中央本線 |
下り |
塩尻・長野方面 |
2 |
上り |
中津川・名古屋方面 |
歴史
- 1910年(明治43年)11月25日:中央東線が藪原駅から延伸した際の終着駅として開業。旅客および貨物の取扱を開始。
- 1911年(明治44年)5月1日:当駅から中央西線(当時)木曽福島駅まで路線延伸し途中駅となる。これに伴い中央東線と中央西線が繋がったため、新規開業区間を含めた両線を中央本線に改称。当駅も中央本線所属となる。
- 1948年(昭和23年):ホームに待合室が設置される。
- 1972年(昭和47年)11月30日:貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1985年(昭和60年)3月22日:駅員無配置駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東海の駅となる。
|